文字入力制限の話
お客様から、次のようなお問い合わせをいただきます。
「顧客ごとに外字や扱える文字が決められている。納品の際に顧客ごとにプログラムを作成して文字コードの範囲をチェックしているが、入力作業段階で制限できれば、より確実にできる。何か良い方法はないだろか?」 |
一般的に使用される文字コードは
JIS78 +外字
JIS90 +外字 |
が多いですが、外字は顧客によって使われる
数 | |
文字 |
が異なります。
顧客ごとに外字も異なりますので、
チェックするプログラム |
も
顧客ごとに開発 |
する必要があります。
また文字コードをデータ入力後にチェックする場合、
このような作業の流れ |
を考えなければいけませんが、入力作業時にチェックすれば
このようなに作業の流れを簡単 |
にすることができます。
Super-Entryシリーズでは、標準で
・JIS第1~第2水準(JIS90)
・Windows漢字(MS932) ・JIS第1~第4水準(SJIS2004) ・JIS第1~第4水準拡張(SEC_0213M) ・Unicode |
以上の文字コード範囲を制限することができますが、さらに
このように入力を許可したい文字コードを追加したり、
減らしたりすることで、 新たな文字コード範囲を制限した設定ファイルを作成することができます。 (設定ファイルの設定は、“メモ帳”などのテキストエディタで簡単に行えます。) |
これを顧客ごとに設定することで、
顧客のニーズに応じた文字コード範囲の制限 |
が容易に実現できます。
新たな文字コード範囲を制限した“設定ファイル”は
Unicode領域 |
でも制限できますので、外字をUnicode領域に置き換えた場合などには大変有効です。
関連する製品も併せてご参照ください。