見たまま入力できないか?
お客様から、次のようなお問い合わせをいただきました。
顧客から「住所と郵便番号の関係がおかしく書かれていても“見たまま入力してくれ”」
と顧客に言われている。効率を低下しないまま、実現する良い方法はないか? |
通常
・郵便番号 ・住所 を入力する場合、エントリ作業、ベリファイ作業において
郵便番号を入力し、
郵便番号辞書を参照し 住所項目を補完 |
というケースが一般的です。
しかし、住所と郵便番号の関係がおかしくても書かれていても「見たまま入力してくれ」となると
少し考える必要があります。 |
例えば
となっていた場合、 エントリ作業では
郵便番号を入力し、郵便番号辞書を参照し
補完された住所項目を修正
という流れが考えられますが、ベリファイの場合
・ベリファイエラーロック解除
・修正入力(必要に応じて再修正入力) |
となり、生産性が低下します。 そこで、
ベリファイ作業だけは郵便番号辞書を参照させない |
とすることで、郵便番号辞書を参照することによる無用なベリファイエラーが発生しなくなり、
生産性が向上すると言われています。
【Super-Entryシリーズでの対応】
郵便番号辞書の参照は、入力フォーマット内で指定します。
入力フォーマットで指定したフォーマットは、標準ではエントリ作業、ベリファイ作業のような すべての入力作業に反映されてしまいます。
ベリファイだけ郵便番号辞書を参照させないような場合は、下図のような“チェック無しモード”の設定にて、
・エントリー作業の場合
・ベリファイ作業の場合 それぞれの作業について、 ・コード引き(CSV・郵便番号) を有効又は無効を選択 |
することができます。
作業時に のいずれかを選択することで
「住所と郵便番号の関係がおかしく書かれていても“見たまま入力してくれ”」というお客様の要望を実現できます。
“コード引き(CSV・郵便番号)”以外にも
・範囲チェック
・イベントマクロ
・正規表現
・バウンダリーチェック
・計算チェック
・モジュラスチェック
等についても、効率の良い“見たまま入力”が実現できます。
関連する製品も併せてご参照ください。