なぜデータエントリーシステムを使用するのか?・・・その2<スピード・作業効率の向上>
データエントリーシステムを使うべき理由(1)
スピード・作業効率の向上 |
主な対応機能
1.連想記憶入力方式での入力
・連想記憶方式とは1文字の漢字をカナ2文字であらわす入力方式です。 ・連想記憶方式にはKIS方式やカンテック方式などがあり、漢字を入力する場合のキータッチ数が低下できます。 |
例)漢字直接入力 と入力する場合
ローマ字入力の場合 | ・・・23タッチ |
カナ漢字変換の場合 | ・・・19タッチ
(濁点、捨て仮名(小さいカナ文字)は2タッチとしています)
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連想入力方式(KIS)の場合 | ・・・12タッチ |
連想入力方式(カンテック)の場合 | ・・・12タッチ |
となり、連想入力方式で入力した場合、ローマ字入力の約50%、カナ漢字変換の場合の約60%のタッチ数
で、入力作業を行うことができます。
また変換キーを押さないので、
誤変換の恐れもなくなり、品質も向上します。 |
2.各種マスタを参照したデータ入力が可能です。
郵便番号辞書を例にすると
郵便番号を入力 → 該当する住所が反映される
といったように“キー(索引)”を入力することで“バリュー(値)”が反映されるため、キータッチ数を減らすことができます。 |
郵便番号以外にも、様々なマスタを使って、入力作業の効率を容易にアップできます。
3.マッチング方式によるデータ入力が可能
エントリー・ベリファイ方式の場合、
エントリー作業 → ベリファイ(検証入力)作業 |
というように、エントリー作業が終わらない限り、ベリファイ作業が出来ないので待ち時間が生じます。
マッチング方式の場合、
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並行してエントリー作業を進めることができます。
各々のエントリー作業が終了する時間差はさほどありません。 また、修正処理も不一致のあった箇所のみの修正のため、 全体の作業時間は短縮できます。 |
4.029キー配列の対応
029キー配列は通常のキー配列とは異なり、数字入力はテンキーフィールドを使わずに
キーボード中央部分にて行います。 このため、テンキーフィールドに手を伸ばさずとも数字入力が行えるため、無駄な動きがなくなり、キー入力を早く行うことができます。 |
次回、
なぜ”データエントリーシステムを使用するのか?・・・その3”では、
”データエントリーシステムを使うべき理由(2)
・・・正確さへの対応” |
ということで、正確さを期すための対応機能についてご説明します。
次回もお楽しみに。
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